和泉市 整体 笑福整骨院 【夜中途中で起きてしまうという方へ】
2020/08/23
病気かもと不安を感じる前に
生活習慣を変えるだけででも
皆さんこんにちは(^O^)/
2020年 8月 23日 (日)
和泉市 笑福整骨院 院長村西です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
「朝までぐっすり眠りたいのに、夜中に何度も目が覚めるんですがどうしたら良いでしょう?」というご質問をいただきました。
この様な事は誰にでも起こる問題ですし、もしかしたらこのブログをお読みの方が同じ状態かもしれません。
なぜ夜中に目が覚めるのでしょう?
疲れていなくても寝不足気味でなくても、夜中に目が覚めてしまうと損した気分になることがあります。「あと○○時間寝れたのに・・・」「もう少し寝てたいのに・・・」と思う事もあるでしょう。
この様な状態を睡眠の専門用語では『中途覚醒』『熟眠障害』と言うそうです。
これには様々な原因が隠れていますので、安易に睡眠薬や睡眠導入剤などを飲まないほうがいいです。あくまで対症療法であって根本改善にはつながらないからです。
この中途覚醒や熟眠障害を解消するためには、まずその原因を知ることが重要です。
中途覚醒の考えられる原因
・ 前の日に朝寝坊した
・ 30分以上の長い昼寝をした
・ 夕方以降に仮眠をした
・ 朝から全く日の光を浴びなかった
・ まったくカラダを動かしていない
・ お茶やコーヒーなどカフェインを含む飲み物を頻繁に飲む
・ 仕事の都合などで不規則な生活をしている
・ 食事時間が不規則
・ 心配事やストレスが多い、又は興奮状態にある
・ 寝る時も電気をつけている、騒音や振動がある
・ 寝室の温度や湿度が高い、または低すぎる(適正温度は28度前後)
・ お酒を飲んで寝た(飲酒後は睡眠ではなく気絶状態)
・ 寝具やパジャマ類がカラダに合っていない
・ 薬を服用している(副反応)
・ かゆみや痛みがある時
・ 頻尿
・ 加齢(単に睡眠時間が短くて済む)
考えられる中途覚醒の原因は、主なものだけでもこんなにあります。
最後の 『加齢』によって睡眠時間が短くなっているだけなのに、「寝れない」と不安になり『不眠症』と病院で睡眠導入剤を処方され体調を悪くされた方もおられます。
(「寝れない」と言う言葉の表面だけで判断してクスリを処方する医者もいるので注意が必要)が、それ以外は生活習慣で改善できます。
チェックして、思い当たることはないですか?
それを改善するだけでも朝までぐっすり寝れるかもしれません。
今年の夏は多くの方が新型コロナウィルスによる不安や恐怖でストレスを抱えているだけでなく、異常な暑さが続いています。
部屋の温度は高いのに、エアコンが苦手な方や嫌いだという方、エアコンがカラダに悪いと思っている方の中には、タイマーで切れるように設定していてエアコンが切れて暑くなってそのせいで眠りが浅くなり、中途覚醒が起きている方がおられます。
エアコンは朝まで付けている方がいいです。
どうしても苦手な方は
・ 隣の部屋のエアコンをつけてドアを開けておく
・ エアコンの対面にサーキューレターを置き天井に向けて回し部屋の空気を対流させる
・ エアコンをつけてぶ厚めの布団をきる
などで対処してみてください。
日中や寝る前の習慣、そして寝室環境を見直して、規則正しい生活を心がけてみてください。
ルーティーンを決めるのもいい改善方法ですよ。
柔道整復師 村西謙一 監修